◇◇◇◇◇ KaCL メイリングリストガイド ◇◇◇◇◇ 以下に本メーリングリストの紹介と使い方をまとめておきます。普段からメー ルを使いこなしている人にとっては釈迦に説法という感を免かれませんが、何 かお気付きのことがありましたら、ご一報下さい。 *********** KACL Mailing List の紹介 *********** 電子メールでは、一斉に同じ文面を多数の人間に送ることができます。その機 能を利用して、電子メールを私的な通信や仕事上の連絡に使う以外に、研究上 の情報交換や議論、研究会や講演会などの案内の流通のために使うことができ ます。このような電子メールの利用法を Mailing List といいます。電子メー ルを利用できる人たちのアドレスを登録したリストを管理者側で用意しておい て、特定のアドレスにメールを送ると、同じ文面がメンバー全員に自動的に配 送されます。また、そのようなメールに返信すると、差出人だけでなくメンバー 全員に返信が行きます。 本メーリングリストも、そのような目的をもって、主に神戸近辺の言語学研究 者・学生たちの情報交換・議論・お知らせの通知などのために、2000年7月に 設立されました。設立のきっかけとなった、6月29日の神戸大学柴谷方良氏の 講演会に来てメールアドレスを記人して下さった方々をとりあえずのメンバー として発足しました。本メーリングリストのアドレスは kacl@sils.shoin.ac.jp です。このアドレス宛にメールを出すと、メンバー全員に同じ文面が送られます。 これは公開のグループですので、電子メールのアカウントをもっている人であ れば誰でも投稿できます。ただし、投稿するには会員登録をして頂く必要があ ります。登録されていない非会員が投稿した場合には入会の手続きの案内が折 り返し行きますので、その指示に従って下さい。海外からの参加も歓迎します。 友人の方で興味をお持ちの方がおありでしたら、口コミ、あるいは電子メール でこのメールリストの存在を教えてあげて、取りあえず登録して様子を見るこ とをお勧め下さい。 -=-=-=-=- 登録方法と申込書式 -=-=-=-=-=- 参加を希望される場合は、次のアドレスに、以下の本文を書いて参加希望の旨 のメールを下さい。 宛先: kacl-ctl@sils.shoin.ac.jp (これは管理用のアドレスであって、メーリングリスト本体とは別ですからご 注意下さい。) 本文: subscribe あなたの名前 例: subscribe Sakura Kinomoto Subject:(件名)欄は不要です。何か書いてあっても無視されます。 メーリングリストサーバは、投稿されたメールの From: 行を見て会員かどう かをチェックしています。この設定が変わると、投稿が受け付けられなかった り、新たに会員登録をうながされてしまったりしますので注意が必要です。複 数のメールアドレスをお持ちの方は、気をつけてください。複数のアドレスの どれでも読みたいという人は、それぞれを subscribe で登録するか、(可能 ならば)どこかのアドレスにメールが転送されるように設定をおこなって下さい。 -=-=-=-=- コマンドの簡単なまとめ -=-=-=-=- 上の subscribe のような語をコマンドと言います。このメーリングリストサー バへのメールの本文にコマンドを書いてアドレス kacl-ctl@sils.shoin.ac.jp へ送ると自動で処理されます。以下はいくつかのコマンドの例です。 - bye あるいは unsubscribe メーリングリストからの脱退 間違えてメーリングリストに登録してしまった、あるいは取りあえず停止し たい、という方は、本文の先頭に bye と書いたメールを kacl-ctl@sils.shoin.ac.jp 宛てに送ってください。unsubscribe と書いて も同じことです。 - off 一時停止 長期出張などで、一時的に配送を停止したいときには、本文の先頭に off と書いたメールを kacl-ctl@sils.shoin.ac.jp 宛てに送ってください。 再開したいときには on を送ってください。 - help ヘルプ コマンドの使い方などを説明したより詳しいヘルプ・ファイルが送られてき ます。 - index, get 過去のメールの取りよせ 過去のメールが欲しいときは、まず、本文の先頭に index と書いたメール を kacl-ctl@sils.shoin.ac.jp 宛てに送って、投稿メール一覧を取り寄せ てください。その一覧を参考にして、たとえば get 100-200 というコマン ドを送ってください。 - chaddr 古いメールアドレス 新しいメールアドレス アドレスの変更 必ず『古いアドレスから』このコマンドを送ってください。 結果にかかわらず、新旧両方のアドレスとMLサーバの管理者の2人に変更 の通知がメールで送られます。 - members 投稿可能なメンバーのリストが送られてきます。 注意: 通常コマンドは英語と数字だけからなります。コマンドは、メール本文 の先頭から、「help」という形式で(鍵カッコは付けずに)書きます。コマ ンドは大文字でも小文字でも同様に認識しますので、「help」は「Help」でも 「HELP」でもかまいません。 ただし、2バイト文字(いわゆる全角文字)で「HELP」としても認識しま せんのでご注意ください。 なお、メーリングリスト宛の各メールには、次のような文字列がヘッダーの部 分に付いていますので、管理者用アドレスや help というコマンド名を忘れて しまった場合にはそこを見て下さい。ただし、お使いのメールソフトによって は、これらのヘッダー文字列を表示させないものがあるかもしれません。その 場合にはこのメールをわかりやすい名前のファイル名で保存しておいて参照し て下さい。 X-ML-Info: If you have a question, send e-mail with the body "help" (without quotes) to the address kacl-ctl@sils.shoin.ac.jp; help= もしメーリングリストの管理者へ直接聞きたいことがあれば kacl-admin@sils.shoin.ac.jp へ自然言語でメールを出して下さい。しかしながら管理者の手間を省くために メーリングリストサーバはあるものです。できるだけサーバを使ってみて下さ い。 -=-=-=-=-=-= メールについての一般的な注意 -=-=-=-=-=-= * HTML 形式では送らないで下さい。本メーリングリストの参加者がメールを 読むのに使うソフトは、自分が使っているものと同じとは限りません。その 中には、HTML 形式に対応していないものや、対応していても使用者がその 機能を抑制している場合があります。そのような環境で HTML 形式のメール を送ることは相手への迷惑ですし、ネットワーク資源の無駄使いになります。 例えば、Microsoft という会社の Outlook Express という名前のメールソフ トを使っている人は、何もしないと、HTML形式のメールを送ってしまう設定 になっていることが多いので、メニューの「ツール(T)」→「オプション(O)」 →「送信」の画面を出して、「メール送信の形式」を「HTML形式(H)」に黒 丸が入っている状態から「テキスト形式(P)」に黒丸が入っている状態にし て(後者の前の白丸をクリックして)おいて下さい。 Netscape Communicator の Messenger を使っている人は、「編集 (Edit)」 →「設定 (Preferences)」→「メールとグループ (Mail & Newsgroups)」→ 「書式 (Formatting)」の中で、「メッセージにHTML書式がある場合には処 理方法を尋ねる。ない場合にはテキストのみで送信する (Ask me what to do if the message has HTML formatting, otherwise send plain test)」 か「メッセージをテキストのみに変換する (Convert the message into plain text)」をクリックしておいて下さい。 Eudora の場合には、このような問題は起きないようですが、QP (quoted printable) の設定ははずしておいて下さい。 その他のソフトを使っている人は、一通り設定を調べて、自分のメールが HTML 形式で送るようになっていないことを確認しておいて下さい。 * 添付ファイルは避けて下さい。自分でも気がつかないうちに、巨大なファイ ルを送っている可能性があります。また、添付ファイルの中の日本語の漢字 コードは使っているコンピュータ特有のコードのままで、他の機種では読め ない可能性があります。また、ワープロなどで使った特殊な形式の文書は皆 が読めるとは限りません。日本語文はメールで平文(テキスト形式)で送る と、どの機種でも読める JIS コードに変換されて送ることになっています (このしきたりに従わないメールソフトがまだあるかもしれませんが、最近 のはたいてい問題ありません)。 * 機種依存コードは使わないで下さい。自分のパソコンで読めるからといって、 他人が読めるとは限りません。どのような「文字」が問題かというと、2バ イトコード(いわゆる全角)のローマ数字、丸付き数字、丸付き上下左右、 「(株)」「キロ」「cm」「No.」「昭和」などが一文字になったものなどで す。罫線と数学記号については機種に依存しないものとするものがあります のでわからなかったら使わないで下さい。また、フランス語のアクセント付 文字なども、自分のパソコンで見えているからといってメールで送ると、変 な漢字に化けます。ワープロでイタリックや太字の修飾をほどこした文字、 フォントや字の大きさを変えたものもメールでは無効です。 * 一行の長さをあまり長くしないで下さい。ワープロのときの習慣で一段落の 最後まで改行キーを押さないという習慣でメールの本文を書くと、行の途中 で文字化けがおこる可能性があります。また受けとる側の読みやすさを考え て、大体、漢字30字〜35字程度(英字60字〜70字程度)で改行キー(return key, enter key)を押すようにして下さい。メールソフトの自動折り返し機 能に頼ると、えてして中途半端に改行のはいった、却って読みにくい文面に なりますので、注意して下さい。 * 返信には全文を引用しないで下さい。返信のときに、受けとったメールの文 面が引用符付きで画面に出てくる設定になっているメールソフトがあります が、それは、必要な部分を引用するのにコピー・ペーストする手間を省いて くれるためであって、相手の署名や直接引用する必要のない、不必要な部分 は消しておくのが礼儀です。特に、このメーリングリストのように、多数の 人に同じ文面が送られる場合には、多くの人に同じ文面を2度読ませること になり、ネットワーク資源と読み手の時間の無駄になります。引用は必要な ところだけにして下さい。 * Reply-To は設定しないで下さい。メーリングリストのメールに返信すると、 リストのメンバー全員に送られる設定になっています。Reply-To というヘッ ダーを自分のアドレスにしていると、せっかくのこの機能が生かされず、当 のメールを出した1人だけにしか返信が行きません。 くれぐれも、さまざまなメールの環境の人がいるということを前提にして、読 みやすいメールを送ることを心がけて下さい。 kacl@sils.shoin.ac.jp 管理人 kacl-admin@sils.shoin.ac.jp