神戸松蔭女子学院大学図書館 今月の展示

「ひつじ」 (2015年1月5日〜2015年1月31日)

今年、2015年は未年。
「ひつじ」に関する資料を 展示いたします。

[展示資料]

ひつじのショーン / ニック・パーク原案 ; リチャード・ゴルソウスキー監督   DVD/761/1 
想像力豊かなショーンが仲間たちと繰り広げる大騒動。楽しくておかしなひとときをどうぞ!

ヒツジの絵本 / 武藤浩史編 ; スズキコージ絵 (そだててあそぼう ; 28) J-A/561/28
ヒツジの特性や品種から、育て方、毛刈りの方法、ヒツジ料理まで。ヒツジのことを総合的に紹介しています。
この本を読めば、ヒツジを育てられるかも!?

人に仕える動物 / [ファーブル著] ; 原宏訳 (ファーブル博物記 / [ファーブル著] ; 3)  462/22/3
昆虫記で有名なファーブルが書いた博物記。羊は古代何千年も前から家畜として飼いならされてきました。羊乳、羊毛、羊肉(ラムやマトン)、羊皮紙、革、尻尾の脂肪からはロウソクがつくられるなど、人間にとって重要な家畜であり続けてきました。便利に品種改良し、利用して、豊かな生活を手に入れてきた人間と家畜の歴史がやさしく語られています。

成り立ちで知る漢字のおもしろ世界 : 白川静著『字統』『字通』準拠  動物・植物編 / 伊東信夫著 821.2/56/1
「羊」という字は、ヒツジの美しい角と頭部を描いた形です。羊に関係する漢字はたくさんあり、「美」「養」「群」「善」「鮮」「義」「達」「遅」「議」などもそうです。 例えば「美」は、羊の全身形であり、全身どこにも欠陥のない、神に供えることのできる羊のことをいい、それが“うつくしい”ことなのである、というところからきています。

プラド美術館 / ホセ・ロヘリオ・ブエンディーア [ほか] 解説 ; 大高保二郎 [ほか] 訳 708/104
バルトロメ・エステバン・ムリリョ《善き羊飼い》 悔悛し正道に戻る罪人を受け入れる神の姿を、迷える1匹の子羊を見つけることができ喜ぶ羊飼いの姿として表した教義≪善き羊飼い≫を主題とし描かれています。愛らしくも神の子としての威厳を兼ね備える幼子イエスと羊が自然の中に描かれています。

ミレー / ミレー [画] ; 高階秀爾, 馬渕明子編集・解説 (ヴィヴァン : 新装版・25人の画家 ; 第4巻) 708/93/4
農民画家と呼ばれるミレーは、働く農夫や羊飼いの男女などを主題にした数々の作品を残しました。

世界家畜品種事典 / 畜産技術協会企画編纂 645/5
メリノウールで有名な、オーストラリアンメリノ種の羊。オーストラリアで最も大型の品種。

動物にたとえる英語表現事典 / 山田雅重著 834.4/61
たとえば日本のことわざで言う「猫をかぶる」は、英語表現では 「A wolf in sheep’s clothing」(ヒツジの皮をかぶったオオカミ)と言うそうです。

羊をめぐる冒険 / 村上春樹[著] (講談社文庫 ; [む-6-29], [む-6-30])  913.6/896
星型の斑紋を背中に持つという一頭の羊と“鼠”の行方を追って北海道へ飛び立った僕。羊博士や羊男などの個性的な人物に出会いながらストーリーは展開していきます。“羊”とは何を意味するのか、考えさせられます。

まりーちゃんとひつじ / フランソワーズ文・絵 ; 與田準一訳 (岩波の子どもの本 ; 14)  J-A/40
まりーちゃんとひつじのぱたぽんとのほのぼのとしたお話です。

キリスト教美術シンボル事典 / ジェニファー・スピーク著 ; 中山理訳  199/31
キリスト教では、イエス・キリストを「善き羊飼い」、信徒を「迷える羊」とし、司教杖は羊飼いの杖をモチーフとするなど、羊がさまざまな象徴として使われています。信徒たちはしばしば、羊飼いに導かれる羊たちになぞらえられて登場します。

十二支の話題事典 / 加藤迪男編  387/140
「ひつじ」に関する漢字、熟語、ことわざなどについて調べられます。

(図書館)