神戸松蔭女子学院大学図書館k 今月の展示

巳年 (2013年1月7日〜2013年1月31日)

今年、2013年は巳年。
巳年に関する資料を 展示いたします。

[展示資料]

蛇を踏む / 川上弘美著  [文春文庫/か21/1]
1996年 第115回 芥川賞受賞作です。 蛇を踏んでから起こる不思議なお話です。

山の神 : 易・五行と日本の原始蛇信仰 / 吉野裕子著 [KG/1887]
日本の原始蛇信仰を始め、蛇から誕生する山の神などについて書かれています。

蛇神伝承論序説 : 清姫の原像を求めて / 阿部真司著 [388.1/56]
日本神話のなかの蛇神について詳しく書かれています。

へびのクリクター / トミー・ウンゲラー作 ; 中野完二訳 [J-A/231]
フランスの婦人ボドさんが誕生日のお祝いにと届けられた蛇を大切にしてかわいがっていたら、親切な蛇となり町中から愛されたほのぼのとしたお話です。

千夜一夜物語 : バートン版 / 由良君美訳 ; J・L・ボルヘス編纂/序文 「蛇の女王」 [908/32/15]
能なしのハシブが地下室に閉じ込められた時に蛇の女王と出会ってから、すべての学に深い人物になるまでのお話です。

なぜ、人間は蛇が嫌いか : 入門・人間行動学 / 正高信男著 [489/29]
まんがに出てくる主人公にとってのトラウマについて実験を試みながら解説しています。 楽しみながら読める一冊です。

蛇抜・異人・木霊 : 歴史災害と伝承 / 笹本正治著 [384/85]
日本各地の水害に関わる伝説や木の伝説にも蛇が関わっています。日本人が長く持ち伝えてきた、大地に神があり、人間はそれを仮に使わせてもらっているのだと言えるような意識を今こそ大事にすべきと著者は訴えています

鷲と蛇 : シンボルとしての動物 / マンフレート・ルルカー著 ; 林捷訳 [388.3/63]
シンボルとしての動物、鷲と蛇について神話や伝説で、図を参照に解説されています。それぞれの図の意味を知ってみると面白いですよ。

(図書館)