神戸松蔭女子学院大学図書館 今月の展示
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(2008年11月1日〜2008年11月29日) ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ ■ 小学館デジタル大辞泉を引いてみると、 1. ふつう7歳前後から18歳前後までの、成年に達しない女子をさすと定義。または、おとめ。 2. 律令制(大宝令8世紀ごろ)によれば、17才〜20才 (後に21才)の女子。 渡部周子(わたなべ しゅうこ)さんは、その著書 『<少女>像の誕生』(新泉社)で、少女期を「出産可能でありながら結婚を猶予された期間」とした。明治時代になって学校制度が確立し、就学期間が長くなったために生まれた概念で、婚姻が早かった江戸時代以前にはなかったという。少女期は良妻賢母になるための人格形成期。家庭に犠牲的に尽くす「愛情」、家父長制維持のために性的無垢を求める「純潔」、受容的に男性に選んでもらう外見的美しさである「美」。この3つが教育のなかで重要だと繰り返し強調され規範になっていった。
『<少女>像の誕生: 近代日本における「少女」規範の形成』/渡部周子著 請求記号:367/1051
『日本近代期における規範としての「少女」像の形成 / 渡部周子著』千葉大学大学院社会文化研究科 2004年度 請求記号:367/990 少女論の最初?「少女とは如何なる物ぞ。 / 九泉童子著」 『文庫』3巻1号 明治29年(1896)6月 p10-14掲載 少年園發兌 請求記号:Z91/342/3
「少女とは如何なる物ぞ。 / 土井秋風著」
『頴才新誌』 第1094号 明治31年(1898)10月22日p1-2掲載 第1095号 明治31年(1898)10月29日p1-2掲載
請求記号:Z37/8/1053:1101
『花物語 / 吉屋信子著』 洛陽堂 大正9(1920)年2月 青木稔弥先生個人蔵
『少女たちの昭和史 / 秋山正美』新潮社 1992.12
請求記号:367/468
『まんがの逆襲 : 脳みそ直撃!怒涛の貸本怪奇少女マンガの世界 / 唐沢俊一監修 』
(図書館)
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