神戸松蔭女子学院大学図書館 今月の展示

「『坊っちゃん』100年ぞなもし」 (2006年7月1日〜2006年7月31日)

<展示資料>

G/376 「坊っちゃん」    漱石の自筆原稿 (複製)
東京生まれの漱石が松山出身の虚子に方言の添削を依頼した
実際に直筆原稿を調べてみると方言以外の箇所にも漱石のものとは違う筆跡でかなり書き込みがある
  (漱石雑誌小説復刻全集3 より)
「嗽石」の署名は漱石自身のものではない

913.6/743/3 漱石雑誌小説復刻全集3 「坊っちゃん」初出誌 (複製)
「坊っちゃん」は「ホトトギス」第9巻 第7号の 附録、1p〜148p に掲載された
「附録」とは当時の他の雑誌でもよく見かけるが、今日のような「別冊附録」の形態をとるものではない。
今日の雑誌の「特集」に近いものである


918.6/31/10  特選名著複刻全集近代文学館 「鶉籠」初刊本 (複製)

VHS/2159  ビデオ文学館 「坊っちゃん」 前編・後編(全2巻)
朗読…山口崇
押絵…風間完
音楽…廣瀬量平

910.26/1070 「坊っちゃんの時代」 全5巻
文学小説は苦手という方には、まずこれを読んで時代背景を理解して から小説「坊っちゃん」を読んでみることをお薦めする

910.26/1096 「坊っちゃんはなぜ市電の技術者になったか」
「坊っちゃん」はなぜ市電の技術者になったのか?
違った角度から名作「坊っちゃん」を読んでみるのも興味深い


(図書館)