こんな本を読んでみませんか?

今月は「小説」を紹介しています。


3階カウンター前に展示しています。
1990年以降の芥川賞・直木賞受賞者の作品で本学所蔵のものを集めました。
そのほか、学生さんのお勧め本なども展示しています。
読書三昧の夏休みはいかがでしょうか。




〜お薦め本解説より〜

【ながいながいペンギンのお話】
この物語の主人公はルルとキキという2羽のペンギンの子どもです。本の中の物語は一つの物語としての構成ではなく、いくつかの違う物語に分かれています。
これらの物語の中で、2羽は南極の至る所を冒険します。読んでいると、実際に南極でこのようなことがあるのかと思ってしまいます。

【星の王子様】
これは、小説を書いた作者であるサンテグ=ジュペリが飛行機でサハラ砂漠に不時着した時に体験したことを書いたものです。
小説の中では不時着した場所で作者は星の王子様と出会います。そこから物語が始まります。


【ピーターパン】
題名は、「ピーター・パン」ですが、原題は「ケンジントン公園のピーター・パン」です。
物語に登場するピーター・パンは、私達がよく知っているピーター・パンとは正反対の性格です。
登場する場所や人物も違いますが、読んでいくと恋愛の物語になっているところもあっておもしろいです。

【シートン動物記・3】
この本には、北アメリカの野生動物の生態を物語を通して、紹介しています。その中で、私が好きな物語は「山の雄ヒツジ、クラッグ」です。
私がこの物語が好きである理由は物語の内容ではなく、オオツノヒツジ(山の雄ヒツジ)の生態を文章を通して知ることができるからです。動物の好きな人にオススメです。