図書館サポーター活動報告

2011年10月7日(金)大阪屋 関西ブックシティへ行ってきました。


お天気にも恵まれ、皆さん無事に最寄の徳庵駅に集合!

このあたりは、いたる所にお地蔵様やお稲荷様が祀られていました。徳庵駅のそばにも不思議地蔵様が祀られていました。
近くに近松門左衛門作の「女殺油地獄」の舞台にもなった所があるそうです。

参加者:図書館サポーターを含む学生5名+図書館長+図書館員2名 
     合計8名

大阪屋 関西ブックシティ所在地:
〒577-0002 大阪府東大阪市稲田上町1丁目17番20号











本好きが集まり、期待に胸を膨らませて大阪屋関西ブックシティへ。書店に本が並ぶまでの裏側の作業を見学。

【書店からの注文に3日間で応える「3daysパワー」実現のために工夫されていること】
・本棚に棚番を振ることにより、素早く目当ての本を見つけることができるようになっている。
・出荷する本を詰めた段ボールが、本棚の上にラインで流れている。
・在庫を多く持つこと。
・回転が早い商品は取り出しやすいように配置すること。

「お客様のもとへ早く届ける」ために、効率的なシステム(機械や手順)に進化させていることを感じた。熟練者はサイズの違う本をスピーディに段ボールに詰めることができるということにも感心した。


【施設を見学して感じたこと】
・2F、3Fのフロア全てが本の倉庫になっていた。フロアに入った瞬間、紙の匂いを感じたと同時に倉庫の大きさと本の多さに驚いた。
・漫画は特に回転が早く、書店からの注文が多い。興味深かったことは、漫画の在庫は連載中である作品とそうでない作品で分けられているということ。
・宮部みゆきの本は4つに山積みされていたが、あっという間にひと山の半分くらいになったと聞き、宮部みゆきの人気の高さを改めて感じた。
・岩波文庫の『枕草子』や『古今和歌集』が平積みされており、古典も読まれ続けていることを感じた。

【選書中に感じたこと】
選書する際、どれにしようかと迷うメンバーが続出。本の多さに圧倒されながらの楽しい選書だった。また、社員の方々が仕事をしている場面を間近で見ることができた。物静かに手早く作業されている姿が職人のようで恰好良かった。「本棚にある在庫が図書館に配架されている本に(配置が)似ている」という声も。普段は書店の方が直接ここで選書をされていることもある、とのこと。貴重な体験をすることができた。