2016年欧州支部のトスカーナでの定例会
 
 

 今回欧州支部同総会は、イタリア、トスカーナ地方への旅を兼ねたものと伺ってすぐに参加を決めました。その旅は、州都フィレンツェ観光から始まり、聖フランチェスコの出身地とし知られるアッシジ、それにその周辺の、とても小さいけれど魅力が一杯の都市ピエンツアやサンジミニャーノなど、それとシエナへゆったりのんびりの快適バス旅行と、この旅のスケジュールをご用意下さった欧州支部同窓会お世話役の植杉ユキ様(H19)ご夫妻に感謝致します。


 中世ルネサンス文化が花咲いたフィレンツエではそうした芸術を観賞し、その質の高さに大きな感動を憶えるばかりでした。徒歩でも周遊出来る程の小規模都市フィレンツエに暮らすイタリア人からは、世界の急速な時代の流れの中でも動揺する事なく、高いプライドを持って、そうした重厚な歴史と共に生きる姿が現在もそのまま自然に、継承されているのだなとの印象を受けました。



 また、旅の中心的イベントである松蔭欧州支部定例会は、フィレンツェの町を見おろす高台にあるリゾートホテルの庭で行われ、参加者全員が輪になって、各自の自己紹介と校歌を斉唱しました。松蔭での学生時代が懐かしく思い出され、胸が熱くなりました。その後ホテル内での食事、すばらしいお料理とワインが用意され、おいしく頂きながら賑やかな雰囲気の中でのとても楽しい時間でした。


幸運にも、旅行中は半日程の雨を除いては晴天に恵まれ、事故もなく、楽しく旅を終える事が出来ました。

最後に、この旅で得た最高のお土産は参加されていた個性豊かな同窓生やそのご家族とお知り合いになれた事だと感じています。SHOINに感謝!!!


 短大家政科7回生 切石 宏子